こんなライブ見たことない!?無観客ならぬ無出演者ライブ!
先日、居酒屋運送屋で開催されたライブイベント。
コロナ禍のライブの在り方を模索してたどり着いた形。
【無観客】ならぬ【無出演者】ライブ!
普段から親しくさせていただいている、運送屋の裏にある森音楽教室ボーカルコースの山崎先生と生徒さん達のクリスマスライブが12月19日に開催されました。
新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中、特に注意が必要となる「歌を歌うイベント」でしたが、今回のイベントを前々から企画・準備していた生徒さんの、何とか開催したいという思いに応えるべく、お店でも徹底した感染対策を行い、当初はステージと客席をビニールカーテンで仕切り歌うという、多くのライブスペースが行っている形をとろうと思いました。
しかし、開催までに何度も打ち合わせを重ね、画期的(?)な手法にたどり着きました!
「無観客」のイベントは多くのアーティストのライブやスポーツの試合でも行われていますが、今回、居酒屋運送屋で開催したライブは「無出演者」!
店内は座席の間隔を広く取り、ご飲食時以外の会話をする際などはマスクの着用を徹底していただき、歌を歌う出演者の方は、お店のすぐ裏にあるボーカル教室の部屋に移動。
歌のパフォーマンスはzoomを利用して店内の大型スクリーンにプロジェクターで映し出します!
音はパソコンから出力してミキサーを通しスピーカーから出しているので、まるで目の前で演奏しているかのような臨場感が味わえました!
映画館などでのライブビューイングと違いzoomで双方向のやり取りができるので、歌と歌の間ではパフォーマンスをする出演者も、通常のライブと同じくお客さんのリアクションが見れたり、掛け合いなども行えます!
他ではなかなか見た事の無い、珍しい形でのライブでしたが、コロナ禍における新たなイベントの形が見えた気がします!
感染拡大防止として、イベントなどを自粛することも必要かもしれませんが、皆で知恵を出し合い「どうやったら出来るのか」を考えることも大切なのではないか、と感じるイベントでした。